下村晃平『ネオリベラリズム概念の系譜 1834-2022』
やたら悪役としてこき下ろされる「ネオリベ」ですが、なんとなくの雰囲気で使われているキーワードでもあります。一度立ち止まって、その歩みを勉強してみることも必要ではないでしょうか。
4,200円+税
(新曜社、2025年2月刊)
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(版元紹介より)
現代社会を論じるための鍵概念である「ネオリベラリズム」。その多義性ゆえか、曖昧で濫用されがちな概念だとも批判される。では、本来はどのような用語として使われ出し、現在の錯綜した状況に至ったのか。ネオリベラリズム概念の誕生と展開を辿る。
* 19世紀末から現在までを射程に収め、同用語の「生産・流通・受容」を多方面から検討した知識社会学的研究。
* 本書で論じるように、「ネオリベラリズム」はもともと、古典的リベラリズムへの反省にもとづき、市場に対する国家の役割を肯定する用語として広く使用されていた。