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中野慧『文化系のための野球入門:「野球部はクソ」を解剖する』

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中野慧『文化系のための野球入門:「野球部はクソ」を解剖する』 (光文社、2025年3月刊) こんな暑い日に冷房の効いた日で読むのにピッタリな一冊。熱量あふれる野球・身体文化批評でありながら、痛烈な「文化系」批評でもある一冊。野球にまつわるステレオタイプをことごとく価値転倒させ、「身体」という知的フロンティアの大きさに気づかせてくれる。「体育会系めちゃ苦手」タイプこそ、ぜひ読むべき一冊。 ========== (版元紹介より) 【日本で「野球」はなぜこれほど好かれ、嫌われるのか?】 大谷翔平ら日本人メジャーリーガーの活躍がテレビのニュースを埋め尽くす一方、インターネットやSNSの世界では「野球部はクソ」という感覚が加速している――。この「ねじれ」はいかにして生まれたのか?もともと本好き、映画好きの〈文化系〉ながら中高大と野球部で〈体育会系〉の経験を重ねた著者が、社会学、人類学、歴史学、文化論を縦横に往復しながら、日本人と野球の関係を描き直す。 なぜか戦後から色濃くなった武士道精神、インターネットで嫌われる〈体育会系〉としての野球部、甲子園に残り続ける朝日新聞のパターナリズム、女子マネージャーの役割と女子野球の歴史に見るジェンダー、ニュージャーナリズムが影響する「Number文学」の問題点、大河ドラマ『いだてん』に登場した「天狗倶楽部」の革新性――。この国で避けては通れない「野球」という巨大文化の全体像を、今までにない様々な論点を網羅しながら描き出す一作。

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