《哲学研究者・小松原織香さん推薦》
(2026年4月TALK LIVE「それでもフィールドワークに出る理由──聴いて、書いて、どうするのか?」に寄せて)
一般社団法人 水俣・写真家の眼『水俣からあなたへ 9人の写真家が見つめた水俣病の70年』
2,400円+税
(リトル・モア、2026年4月刊)
「初めて水俣に出会う人に手に取ってほしい一冊です。白黒で当時の水俣の風景や人々の暮らしが記録されています。だからこそ、それらを破壊していった水俣病とはなんだったのか、を考えていくための一歩になると思います」(小松原さん)
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(版元紹介より)
終わらない病とともに生きる人たちがいる。
「公害の原点」と言われる水俣病が公式に確認されてから、70年。
本書は、1960年から水俣に通いつづけ、水俣病患者やその家族の暮らし、
社会運動を記録してきた9人の写真家の写真を収めた一冊です。
水俣病を知らない世代にこそ知ってほしい。
遠く離れた過去の出来事ではなく、
自分たちの今につながる身近な問題として捉えてほしい。
なかったことにしてはならない歴史と記憶を、語り継ぐために。
24万枚を超える写真の中から選び、「未来に手渡す、語り継ぐ」という視点で
テキストを添え、新たに構成しました。
中学生から大人まで、1ページずつ写真を読み、立ち止まり、
じっくり考えることができる内容です。(中学生以上で習う漢字にふりがな付き)
病を抱えながら、加害企業や行政などの大きな権力と闘い、
心ない差別を受けながらも、祈り、暮らしをつづける人々の姿。
それらの写真は、「生きるとは何か」「社会はどうあるべきか」という問いを
私たちに投げかけます。
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「この方々はなんと可哀想な人たちだろう。
わたしたちの文明社会の犠牲者だ」という、
水俣病という現象の決まり文句によるまとめかたを拒む力が
どの写真にもみなぎっている。
── 藤原辰史(歴史学者 寄稿文より)
この日本を忘れてはいけない。この原点からしか始められないのだ。
私たちは。日本人は。人類は。
── いとうせいこう(小説家/作詞家/俳優/ラッパー 帯文より)
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◎対象:
中学生から大人まで(中学生以上で習う漢字にルビ付き)
◎巻末:
藤原辰史による寄稿「なぜ水俣を撮った写真家たちの作品に目を奪われるのか」
+水俣病についてQ&Aで伝える「もっと知りたいあなたへ」を収録
◎収録写真:
89点
◎撮影地:
不知火海沿岸域(熊本県、鹿児島県)、阿賀野川周辺(新潟県)、東京都(チッソ本社)、大阪府、千葉など
◎一般社団法人水俣・写真家の眼とは?
水俣を記録してきた写真家たちのプリント、原板、関連資料の保存と活用を目指して活動しています。
◎写真家:
芥川仁、石川武志、北岡秀郎、桑原史成、小柴一良、塩田武史、アイリーン・美緒子・スミス、田中史子、宮本成美
▼写真家のプロフィール▼
https://minamataphotoeyes.com/参加メンバー/