SOLD OUT
平井靖史『はじめてのベルクソン 時間をひらく哲学』
1,200円+税
(講談社、2026年8月刊)
とても楽しみにしていた新刊。さっそく読みはじめましたが、これはちょっとかなりの類稀な本になるかもしれません。ベルクソンという哲学者の思想を骨の髄まで血肉化し、平易ながらも力強い言葉で、誰しも関わりがある「時間」をめぐる枷を一つひとつ外していく。一家に一冊、携えておけば人生のさまざまな局面で読み返して世界の見方を変えてくれるような、そんな一冊であることが序盤からひしひしと伝わってきます。こんな本が1000円ちょっとで手に入ることの豊かさを噛み締めたくなる一冊。
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(版元紹介より)
あなたはまだ本当の〈時間〉を知らない。
ぐいぐい読めて世界が変わる。
時間哲学の第一人者による、
私たちの常識を揺さぶるベルクソン入門!
「本書を読み終えたとき、時間についてのあなたの感じ方が少し変わっているかもしれません。大きな結論を手に入れるというより、出来事の見え方をずらせるようになる。予定に追われる一日、ふいに蘇る記憶、迷いのなかでまだ固まりきらない決意。(中略)これらが、単に「ある」ものではなく、それぞれの時間の中で、少しずつ生まれ、折り合い、かたちを変えてきたものとして見えてくる。
見え方が変わるだけではありません。あなたが立っている時間の地形そのものが、組み替わる。そのとき、時間とは、私たちを外から測り、急かし、管理する枠ではなく、私たち自身を内側から変えていくひとつの力なのだと感じられるはずです。もしそうなったなら、この本は役目を果たしたことになります。」(「はじめに」より)
【本書の内容】
第一章 時間という「型」を解きほぐす
第二章 自分を生き直す
ー『試論』が開いた自由の地平
第三章 私と世界を時間でつなぐ
ー『物質と記憶』が描く持続のスペクトル
第四章 生命の創造性を解き明かす
ー『創造的進化』が捉える進化のからくり
第五章 社会地形を書き換える
ー『道徳と宗教の二つの源泉』がひらく人類の未来
終章