寺尾紗穂『南洋と私』
924円(税込)
(中央公論新社、単行本2015年7月刊、文庫版2019年8月刊)
本日、寺尾紗穂さん、伊賀航さん、あだち麗三郎さんによる「冬にわかれて」の最新アルバム『forgotten』がリリースされました。とても素晴らしくて、今のところ2026年ベストなので、今日は寺尾さんのご著書の中でも特に好きな一冊を。私的であること、公的であること。何かに興味を持って調べることの尊さ。そして戦争とはなにか。この連休の終わりに読む静かな熱情あふれる一冊として最適な本の一つです。
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(版元紹介より)
サイパン、沖縄、八丈島――
ミュージシャンで作家、寺尾紗穂が、戦争の痕跡をさがしもとめ、
十年を費やし、生きた証言を拾いつづけたノンフィクション。
サイパン戦。かつて日本が統治していた地で繰り広げられた、日米の戦争。
日本は甚大な犠牲を出し、バンザイクリフの名は今も知られる。
しかし私たちは、そこで巻き込まれた島民、生き抜いた者のその後を、
想像することがあっただろうか。
戦争を知らない世代に届けたい、声がある。
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各氏推薦!!
「多くの声が聴こえる。小さくて悲しい。
でもとても大切な声だ」 ……森達也
「歳月の元手がかかっている。
だから本書の言葉は、ずしりと響く」 ……重松清
「日本に統治された南洋で生きた人たちの、
生の声に耳を傾ける。昔の話ではないように思える。 私たち人間の、もっとも醜悪なところと
もっともうつくしいところを垣間見たような気持ちだ。」 ……角田光代
(以上帯より)
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