(アーカイブ動画)【小野純一×生湯葉シホ】読書の「呪術」的作用 ──本に「共感」するとはどういうことか?(2025年8月23日開催)
2,200円
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本商品は、既に開催済のTALK LIVEのアーカイブ動画です。
(視聴期限:2026年2月28日まで)
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すぐれたエッセイに対して、もっともよく聞く感想のひとつが「共感」だ。多忙な毎日の中では見落とされがちな、生活の些事や感情の機微、あるいはセンス・オブ・ワンダーをこまやかに拾い上げる。そんなエッセイには「共感」という言葉でもって、多くの賛辞が集まる。
しかし、ある意味では当然のことだが、エッセイ──ひいては言葉やその集積たる本がもたらす作用はそれだけではないはずだ。あまりにも高い解像度でこの世界を切り取った言葉に触れると、わたしたちの世界をのぞきこむレンズは、否応なく別物へと変えられてしまう。その言葉に触れる以前のじぶんには決して戻れない、不可逆な「変身」をもたらされてしまう。
生湯葉シホ『音を立ててゆで卵を割れなかった』を夢中になって読んだとき、たんなる「共感」を超えて、そんな恐ろしさにも似た感覚を得てしまった。そしてその感覚は、小野純一『僕たちは言葉について何も知らない:孤独、誤解、もどかしさの言語学』で提示された「言語とは呪術である」というテーゼとも響き合った。
本に「共感」するとき何が起こっているのか? 言葉が「呪術」であるとはどういうことか? そして「呪術」としての読書の作用とは? 言語の根源的意味を思索する言語哲学者の小野さん、そしてジャンルや形式にとらわれず、すぐれたエッセイ・インタビューを世に送り出しつづける書き手の生湯葉さんとともに手探る。
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▼日時・場所
2025/8/23 (土) 17:00 - 19:00
@書店など「bookpond」現地/オンライン配信(アーカイヴ視聴あり)
※「bookpond」について
書店など。喫茶・喫酒だけの利用も大歓迎です。 日曜日+平日不定期の週3日営業(気まぐれ突発営業あり)。東急東横線・白楽駅東口から徒歩八十歩(個人差あり)。
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(登壇者プロフィール)
小野純一(おの・じゅんいち)
栃木在住。自治医科大学医学部准教授。専門は哲学・思想史。博士(東京大学)。著作に『井筒俊彦――世界と対話する哲学』(慶應義塾大学出版会、2023年)、『僕たちは言葉について何も知らない:孤独、誤解、もどかしさの言語学』(NewsPicks パブリッシング、2025)などがある。訳書・解題にジェニファー・M・ソール『言葉はいかに人を欺くか』(慶應義塾大学出版会、2021年)、井筒俊彦『言語と呪術』(安藤礼二監訳、慶應義塾大学出版会、2018年)。
生湯葉シホ(なまゆば・しほ)
東京在住。フリーランスのライターとして、Web・雑誌を中心にエッセイや取材記事を寄稿している。読売新聞のWebメディア「大手小町」にてエッセイを連載中。趣味はライブに行くことと香水を集めること。生湯葉のほかには豚汁が好き。最近、吹き矢教室に通おうか悩んでいる。X:@chiffon_06
(聞き手)小池真幸(こいけ・まさき)
書店など「bookpond」店主。編集者。人文・デザインなどの領域を中心に、研究者やクリエイターと協働しながら、ウェブメディアから紙媒体まで幅広く情報発信やメディアづくり、コンテンツ制作に携わってる。1993年、神奈川県川崎市麻生区生まれ。
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