アンディ・クラーク『経験する機械——心はいかにして現実を予測し構成するか』(訳:高橋洋)
AIの目まぐるしい進化や、他方で「心」への注目が高まる今日この頃。認知科学の知見はたんに勉強になるだけでなく、よりよく生きるためのヒントも与えてくれます。
2,800円+税
(筑摩書房、2025年10月刊)
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(版元紹介より)
予測が世界をつくりだす
心の哲学の最大の謎がついに解明された!
現実はわたしたちの外側にただ在るのではない。心は外界を受け取るだけの装置ではない。人間の能動的な予測によって、世界は絶えず構成されている――。心と身体、世界はどうつながっているのか。意識をめぐる最大の謎が、ここに解明される!
「拡張された心」理論によって認知科学・心の哲学をアップデートしつづけてきた世界的第一人者による理論的集大成。
日常実践、アスリートやケアの現場への示唆も満載。
認知科学研究の最前線!
▶「ゾーンに入る」とはどういう経験?
▶ 痛みを緩和する心のはたらきとは?
▶ 気の持ちようしだいで緊張が和らぐ?
▶ 信念や期待を持てば、現実が変わっていく?
▶ プラセボ効果をもたらす心のメカニズムとは?
▶ 自閉症や統合失調症のひとには現実がどう見えている?
▶ ポケットでスマホが鳴ったような錯覚はなぜ起こる?
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私たち人間は、予測する脳によって構築されている。……ありのままの生の経験など存在しないことをまず認識する必要があるだろう。暑さや痛みなどといったごく基本的な感覚から、自己、自我の溶解、宇宙との一体感などのきわめて神秘的な経験に至るあらゆる事象が、予測と感覚的証拠が遭遇する場所で生じる構築物なのである。
(本文より)
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