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横山紗亜耶『絶望と熱狂のピアサポート :精神障害当事者たちの民族誌』

2,970円

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横山紗亜耶『絶望と熱狂のピアサポート :精神障害当事者たちの民族誌』 ずっと刊行を楽しみにしていた一冊。期待の若手著者のデビュー作です。「横浜」をフィールドに繰り広げられた調査に基づくノンフィクション。「ケア」に関する新たな局面を切り拓いてくれる、そんな一冊になるのではないかと期待しています。 2,700円+税 (世界思想社、2025年11月刊) ========== (版元紹介より) 東畑開人さん推薦 「最終章まで読み通してほしい。必ず震撼するから。 障害者とは何か、健常者とは何か、そして「対等」とは何か。 ユートピアが描かれ、ユートピアが崩壊し、そして剥き出しの「対等」が現れる」 絶望的なまでに健常者中心の社会を、熱狂的な〈お祭り〉でかき乱す、横浜ピアスタッフ協会(YPS)。「ピアになる」瞬間を追い求める当事者たちの活動、法人化への葛藤、それを「書く」ことの政治性……10年間の調査に基づくノンフィクション。 【はじめにより】  本書は、対等になるための行動のひとつのやり方として、YPSの人々が編み出した〈お祭り〉に迫る。YPSの〈お祭り〉とは、絶望的なまでに不平等な社会をかき乱し、教科書にあるような前提を壊すことで、対等な関係を築こうとするピアサポートのあり方である。社会をかき乱すことには、責任がつきまとう。こうした責任を引き受けることでこそ、〈お祭り〉は熱狂的なまでの盛り上がりを見せていた。  私たちは対等ではない。それでも私は、あらゆる差異が生み出される仕組みを直視することを通して、対等になりたい。たとえそれが叶わぬ願いであったとしても、私はそのために考え、行動し続けたいのだ。

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