生湯葉シホ『はじめてたこ焼きを食べた日のこと』
1,900円+税
(中央公論新社、2026年3月刊)
生湯葉シホさんの待望の新作。デビュー作『音を立ててゆで卵を割れなかった』も素晴らしかったですが、今回も大傑作でした。どんなにとりとめがなくて、あるいは脈絡がなかったとしても、「はじめて」だけがもたらしてくれるものがある。そのダイナミズムと変身の過程を、静かで唯一無二の視点から、とても楽しく、でも深く突き刺すようにえぐり出してくれる文章。
==========
(版元紹介より)
何もかも恐ろしかった幼少期、苦手なものが多すぎる思春期だった。30代の今、はじめてのことにも飛び込める、楽しめる。繊細さと大胆さが交錯する珠玉のエッセイ31篇。