三宅香帆『「夫婦」不在社会』
1,200円+税
(講談社、2026年7月刊)
いま日本の出版界をリードする最も重要な書き手の一人、三宅香帆さんの最新作。「夫婦」「パートナーシップ」という誰もが切実に関心のあるトピックに、村上春樹から坂元裕二まで現代の重要作品を縦横無尽に読み解きながら迫っていく。パートナーシップに悩む人はもちろん、取り上げられている作品が好きな方や気になる方にもおすすめの、楽しみな一冊。
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(版元紹介より)
忙しい現代、「仕事」と「家庭」を両立するにはどうすればいい?
昭和から令和にかけてヒットした小説、ドラマ、映画を分析して見えてきたのは、ディスコミュニケーションにあえぐ「夫婦」の姿だった――。
『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』『「好き」を言語化する技術』『考察する若者たち』
今最も注目の文芸評論家が「物語」を通して「家族の形」に切り込む!
これからのパートナーシップのあり方を見直すための夫婦論。
・【推しの子】、『THE FIRST SLAM DUNK』『汝、星のごとく』の共通点とは?
・月9ドラマ『海のはじまり』が描こうとしたものとは?
・なぜ村上春樹が描く「夫」は沈黙するのか?
・坂元裕二が『ファーストキス』でたどり着いた「夫婦」の形とは?
……etc.
日本を席巻した物語が浮き彫りにする問題ーー「夫婦」の不在。
どうすればパートナーシップのディスコミュニケーションは解消されるのか?
それでもやはり思うのだ。「日本の物語に、もっと、夫婦がいてほしい」と。
なぜなら文芸は現実の欲望をうつすものだが、同時に、文芸は現実の欲望に影響を与えるものだから。
ーー三宅香帆